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【サッカーマンガ】「DAYS」報われてほしいと切に願う

おすすめサッカーマンガ 「DAYS」(著者:安田剛士)

 

月一回のおすすめサッカーマンガ紹介ですが 

今回紹介するのは、

「DAYS」(著者:安田剛士

です。 

マガジンで連載中の今高校サッカーマンガで一番面白い作品ではないでしょうか。

私も、「Over Drive」から作者のファンで、主人公の成長やライバルたちの描き方

がとてもよく、前作でサッカーマンガ「振り向くな君は」が不完全燃焼で

終わっていたので今作品にはとても期待でした。

感想を書きますが、若干最後にネタバレも入りますので現時点で最新の

35巻を読んでいない方はご遠慮ください。

主人公の努力やひたむきな姿勢は共感

主人公つくしは中学時代そのなよなよしていた性格から

いじめにあっていて、高校入学時にサッカーの天才、風間に助けられ、

サッカーを始めることになります。

そこまでは典型的な少年サッカーマンガのテンプレみたいな感じですが、

サッカー強豪チームでつくしはサッカーどへたくそ。

誰もがすぐやめると思われていたが、異常なまでの努力で成長していきます。

そして、車いすのお母さんと二人暮らしで培った優しい性格が、

彼しかできない献身的超献身的な動きでレギュラーまで成長します。

その成長を通し、つくしの努力が、風間やチームメンバーの心も成長させ

「よく頑張ったね」と親心で見てしまいます。

(高校生だったら自分に投影するんだろうな・・・)

魅力的なライバルたち

安田剛士氏のマンガの特徴で、

ライバルやチームメイトのディティールにこだわり、

ただすごい選手というより、異常なまでの何かをもった

超高校級のキャラクターまで昇華させて話を盛り上げます。

ぜったいに勝てないだろうと思う相手に、粘り強く対峙していくつくしの

成長が見てて楽しいですね。

また、前作「振り向くな君は」の主人公たちも強力なライバルとして

本作品に登場します。

ただ、ゴールを決めるのは、周りのチームメイト。つくしは悩みます。

 

その悩みと苦悩がとても共感できるので、

ぜひ35巻まで読んでほしいです。

 

【以下ネタバレ】報われてよかった

DAY35巻まで出ておりますが、

つくしは、公式戦でゴールを決めたことがありません。

ドフリーでバーや外したり、そのせいで悩んだりしたこともあります。

ここまで読んでいるといつゴールを決めるか

そのシーンがとても重要になってきますね。

35巻でその時がついにやってきます。

「振り向くな君は」の主人公たちのチームで高校サッカー準決勝。

こぼれ球を押し込む形の泥臭いゴール。

その演出をぜひ見てほしいです。

 

チームメイト誰もがつくしの努力を知っている。

ひたむきに努力して、でもゴールできなかった。

誰もが同じ気持ちでつくしに報われてほしいと思っていたのを

チームメイトの来栖が代弁しながらゴールする。

 

全巻読んでいる人なら絶対号泣するシーン。

あの演出はすごいなと思います。

 

まだ読んでいない人はぜひ読んでほしいです。

 

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