私は元量販店の販売員ということもあり、
よく家電やデジタルガジェットの情報もしくは評価を
いろいろな雑誌で読んで知識を得ることを習慣としております。
雑誌が押している注目の商品がわかるのは
大変参考になるし、今後購入を考えているものの参考にしている。
しかし、気になる言葉がある。
それが、ベストバイです。
とてもキラーワードとなり注目し購買意欲を高める言葉なんですが、
そのまま受け取るととても怖い言葉です。
〇注目すべきはだれに対してか。
これがしっかり描かれている雑誌と
単純にベストバイという言葉を使ってランキング形式に
紹介している雑誌とがあり、
元販売員の私としてはとても疑問に思ってしまいます。
〇販売員の視点から考えると
誰に対してという点でお客様に確認するのは、
・どんな用途で使うのか
・どのような点を重視するのか
・予算はいくらか
等は、確実にヒアリングしてお客様にとっての
「ベストバイ」を提案します。
例えば、イヤフォンをとってもいろいろな用途があり
運動時に使うのと通勤時に使うのと、
音質を重視するのとワイヤレスの利便性を重視するのと
それぞれ違ってきます。
お客様にとってのベストバイはそれぞれ違うものなのです。
〇ベストバイをどう読み取ればよいか
それでは私は「ベストバイという言葉をどう読み取るか」というと
誰に対してのベストバイを伝えているか
という点に注目して見ています。
よく読んでみると、
U(アンダー)15000円のコスパ重視
や
画質重視
など、どの視点でベストバイなのかということが書かれています。
その内容から
「自分にとって何を重視しているか」
ということを注目し、複数の雑誌で情報を組み合わせて
自分が欲しいもの=ベストバイ
を作ります。
雑誌の情報は、家電やデジタルガジェットの購入の際に
大変参考になります。
雑誌の「ベストバイ」が誰にとってのベストバイか
しっかり読み取ると満足のいく商品の購入になるのではないでしょうか。